例えば、APPサービスでWebサイトの処理、BATCHサービスで夜間バッチの処理、などです。
※物理的なノードとはレイヤが少し違います。
シングルDBでもサービスを追加することができます。
用途としては次のようなことが考えられますが、たぶん他にもあるでしょう。
(専用サーバ接続と共用サーバ接続を使い分けるとかできるんでしょうか)
・AWR(STATSPACKのようなもの)をサービスごとに分ける(EEなのでやったことありません) ・再インストールしたら、インスタンス名を間違えた
以前、やってしまったのが2番目。
サービス名は、デフォルトではインスタンス名を引き継ぎます。
そのため、サービス名が変わってしまったためクライアントから接続エラーが発生しました。
クライアント側は変更したくないとの要望があったため、サービス名を追加しました。
手順は次にようにします。
まずはサービス名を確認します。
SQL> show parameter service_name NAME TYPE VALUE ------------------------------------ ----------- ------------------------------ service_names string SSS01DB2
次に、サービス名を追加します。
今回は、間違えてしまったサービス名は残したまま、OODEVを追加します。
ALTER SYSTEM SET service_names='SSS01DB2','OODEV' SCOPE=BOTH;
追加されたかどうか確認します。
SQL> show parameter service_name NAME TYPE VALUE ------------------------------------ ----------- ------------------------------ service_names string SSS01DB2, OODEV
余談ですが、RACでのサービス追加コマンドsrvctl start serviceは、内部的にalter system setしているだけです。
(アラートログを見るとわかります)
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